はじめに
腓腹筋は、ふくらはぎを代表する大きな筋肉で、歩行・走行・ジャンプといった動作に欠かせません。特に足関節の底屈（つま先立ち）や膝関節の屈曲にも関わり、スポーツだけでなく日常生活でも常に使われています。しかし長時間の立ち仕事や運動不足で緊張しやすく、むくみやこむら返り、膝や腰への負担にもつながります。
起始・停止・作用・神経支配
- 起始：大腿骨内側上顆、外側上顆
- 停止：踵骨隆起（アキレス腱を介して付着）
- 作用：足関節の底屈、膝関節の屈曲
- 神経支配：脛骨神経
緊張すると起こる症状
- ふくらはぎの張りや痛み
- こむら返り（筋痙攣）の頻発
- 足のむくみや血行不良(関連記事：「足のむくみに関わる筋肉」）
- 膝裏の違和感やだるさ
- 歩行時・ランニング時の疲労感増大
日常生活への影響
腓腹筋が硬くなると、長時間歩いたり立ち続けるだけで足の疲労感が強くなります。血流が滞ることで足のむくみが悪化し、夜間のこむら返りにつながることもあります。また、膝の動きが制限されるため、【ハムストリングス】や【大腿四頭筋】など他の下肢の筋肉に負担が広がり、結果的に【腰痛】や【坐骨神経痛】のリスクを高めることもあります。
効果的なストレッチ
壁に手をついて片足を後方に伸ばし、かかとを床につけたまま前方に体重をかけます。膝を伸ばした状態で行うと腓腹筋をしっかり伸ばせます。20〜30秒を目安に、呼吸を止めずに行いましょう。デスクワークや立ち仕事の合間に取り入れることで、ふくらはぎの疲労回復や血流改善に役立ちます。
👉その他のストレッチはInstagramをご覧ください
まとめ
腓腹筋は、歩行・走行・姿勢保持において欠かせない重要な筋肉です。ケアを怠るとふくらはぎのトラブルだけでなく、膝や腰へも影響が及びます。日常的にストレッチやケアを取り入れて、快適なコンディションを維持しましょう。
アクセス案内
整体サロン縁jointは、京都市中京区堺町通りにあります。
阪急「烏丸駅」地下鉄「四条駅」から徒歩約3分、錦市場からはすぐ。
店名：整体サロン 縁joint
住所：〒604－8123 京都府京都市中京区八百屋町538－1日宝堺町錦ビル3階1号室
営業時間：11時～21時 （19時以降は完全予約制のため最終受付18時30分）
定休日：木曜日
コメント