ヒラメ筋の解剖学と役割|硬くなる原因と効果的なケア方法

ヒラメ筋のストレッチでふくらはぎの疲労とむくみを解消 基礎知識
ヒラメ筋の解剖学とセルフケア

はじめに

ヒラメ筋はふくらはぎの奥にある深層筋で、歩行や立位の安定を支える重要な筋肉です。特に長時間の立ち仕事やデスクワーク後に張りやすく、むくみや疲労感の原因となります。

起始・停止・作用・神経支配

  • 起始:脛骨後面、腓骨後面
  • 停止:アキレス腱を介して踵骨隆起
  • 作用:足関節底屈(つま先立ちの動きに関与)
  • 神経支配:脛骨神経

硬くなると出る症状

  • ふくらはぎの張りや重だるさ
  • 足のむくみ、冷えやすさ(関連記事:「足のむくみの原因と解消法」)
  • 夜間のこむら返り
  • 足首の動きが硬くなる
  • 長時間歩くと疲れやすい

日常生活への影響

ヒラメ筋が硬くなると血流やリンパの流れが滞り、夕方になるとふくらはぎがパンパンに張りやすくなります。歩行や階段の昇り降りで足が重たく感じることが増え、アキレス腱や足首の動きの悪さにもつながります。さらに表層にある腓腹筋の緊張(関連記事:「腓腹筋の解剖学」)とも関係が深く、両方が硬くなるとふくらはぎ全体の柔軟性が失われ、足の疲労感やだるさが抜けにくくなります。

効果的なストレッチ

ヒラメ筋を伸ばすときは「膝を軽く曲げた状態」で行うのがポイントです。壁に手をつき、片足を後ろに引いて膝を少し曲げ、かかとを床に押し付けるようにします。腓腹筋ではなく、その奥にあるヒラメ筋が伸びている感覚を意識しましょう。左右30秒ずつ、1日数回行うとむくみや疲労の予防に効果的です。

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まとめ

ヒラメ筋は歩行や立位を支え、血液循環にも大きく関わる筋肉です。緊張が強まるとむくみや疲労感の原因になるため、日頃からストレッチやセルフケアで柔軟性を保つことが大切です。ふくらはぎのケアを取り入れることで足の軽さや快適な歩行につながります。

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