はじめに
頸板状筋（けいばんじょうきん）は、首の後ろから肩甲骨付近にかけて走行する筋肉で、首を反らしたり横に回す働きを持っています。姿勢の乱れや長時間のデスクワークによって硬くなりやすく、首こりや肩の張り感の原因となります。
起始・停止・作用・神経支配
- 起始：第3〜第6胸椎の棘突起
- 停止：第1〜第3頸椎の横突起
- 作用：両側で働くと頸部の伸展、片側で働くと同側への回旋・側屈
- 神経支配：頸神経後枝
緊張すると出る症状
- 首の後ろから肩にかけてのこり
- 首を後ろに倒すと突っ張る感じ
- 首を横に向けにくい
- 肩や背中の疲労感
日常生活への影響
頸板状筋が硬くなると、振り向く動作や上を向く動作がぎこちなくなり、日常のちょっとした動きが不快に感じられます。特にデスクワークやスマホの長時間使用では首を前に倒す姿勢が続き、この筋肉に大きな負担がかかります。その結果、肩こりや首のこりが慢性化しやすくなります。
効果的なストレッチ
頸板状筋を伸ばすには、まず背筋を伸ばして椅子に座ります。顎を軽く胸に近づけて首を前に倒し、そこからストレッチしたい側の反対方向に少し傾けます。首の後ろから肩にかけて伸びを感じられたら、その姿勢を20〜30秒キープしましょう。呼吸をゆっくり続けながら行うと、首や肩まわりの緊張が和らぎやすくなります。
まとめ
頸板状筋は首の動きに大きく関与し、硬くなると首こりや肩の不快感を招きやすい筋肉です。デスクワークやスマホ生活で特に負担がかかるため、意識的なストレッチで柔軟性を保つことが大切です。
アクセス案内
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店名：整体サロン 縁joint
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