下位交差症候群とは?骨盤の歪みと腰痛・反り腰を引き起こす原因

下位交差症候群の姿勢の特徴(反り腰と骨盤前傾) 症状別

はじめに

「下位交差症候群(かいこうさしょうこうぐん)」は、骨盤まわりの筋肉バランスが崩れることで起こる姿勢不良の一種です。特に反り腰や腰痛、股関節の硬さを感じる方に多く見られます。デスクワークや長時間の座位姿勢が続く現代人にとって、とても身近な問題です。

主な原因と特徴

下位交差症候群は、骨盤を前後から支える筋肉のアンバランスによって起こります。

主に硬くなりやすい筋肉(短縮)

弱くなりやすい筋肉(伸張・抑制)

これらの筋肉の緊張と弱化が「交差するように」起こることで、骨盤が前傾し、腰椎が反りやすくなるのが特徴です。

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症状

  • 腰の張り感・慢性的な腰痛
  • 反り腰姿勢
  • お腹の突き出し、ヒップラインの下垂
  • 股関節や太もも前面の硬さ
  • 骨盤の歪みからくる脚のむくみ

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日常生活への影響

下位交差症候群が進行すると、骨盤の前傾によって腰部に過剰な負担がかかり、腰痛や坐骨神経痛を引き起こすことがあります。また、腹筋群の弱化により内臓が下垂し、ぽっこりお腹冷え・便秘といった内臓機能の低下にも関係します。
骨盤の歪みは身体全体の姿勢に影響し、肩こりや首こり、さらには自律神経の乱れにも波及することがあります。

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効果的なストレッチ・トレーニング

  1. 腸腰筋のストレッチ
     片膝立ち姿勢で後ろ脚の股関節を前に押し出し、太もも前側をしっかり伸ばします。20〜30秒キープ。
  2. 大殿筋のエクササイズ(ヒップリフト)
     仰向けで膝を立て、骨盤を持ち上げて殿筋を収縮。お尻を意識してゆっくり上げ下げします。
  3. 腹横筋の活性化(ドローイン)
     お腹を凹ませながらゆっくり呼吸。インナーマッスルを働かせ、骨盤を安定させます。

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まとめ

下位交差症候群は、骨盤周辺の筋肉バランスの乱れが原因で、姿勢の歪みや腰痛、反り腰を引き起こす症候群です。
特に腸腰筋・大殿筋・腹直筋などの筋肉を整えることが改善の鍵となります。
また、骨盤を支える筋肉群(骨盤底筋群)を意識的に使うことで、姿勢が安定し、腰への負担を軽減できます。
日常の姿勢を意識し、ストレッチとトレーニングを継続することが、根本改善への第一歩です。

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