
はじめに
側頭筋はこめかみのあたりにある筋肉で、主に顎の動きに関わります。緊張すると頭痛や顎の疲れ、噛みしめの原因になることがあります。日常生活で意識しづらい筋肉ですが、ケアすることで快適さが大きく変わります。
起始・停止・作用・神経支配
- 起始: 側頭窩(頭の側面の凹み)
- 停止: 下顎骨の冠状突起
- 作用: 顎を閉じる、咀嚼(噛む)動作を助ける
- 神経支配: 下顎神経(三叉神経第3枝)
筋肉が硬くなると出る症状
- こめかみや頭の側面の痛み
- 顎の疲れやだるさ
- 噛みしめや歯ぎしり
- 顎の動きがぎこちなくなる
日常生活への影響
側頭筋が緊張すると、頭痛や顎の疲れが慢性化し、集中力の低下や食事時の違和感につながることがあります。特にパソコン作業やスマホ使用、ストレスによる無意識の噛みしめが多い現代では、知らず知らずのうちに側頭筋に負担がかかりやすくなっています。
効果的なストレッチ・ケア方法
側頭筋のストレッチは手軽に行えます。こめかみに指を当て、軽く円を描くようにマッサージするだけでも血流が改善されます。さらに、口を軽く開けて上下の歯を離し、顎を左右にゆっくり動かす運動も有効です。長時間のパソコン作業やスマホ使用時には、1時間に一度、数分の顎の運動と側頭筋のマッサージを行うことで、頭痛や噛みしめの軽減につながります。
まとめ
側頭筋は顎の動きに欠かせない重要な筋肉です。緊張を放置すると頭痛や顎の疲れ、噛みしめなどの症状が現れるため、日常的にケアすることが大切です。簡単なマッサージや顎の運動を習慣化することで、快適な日常生活を維持できます。
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