デスクワークや肉体労働による腕の疲れ・痺れについて

デスクワークで腕に疲れや痺れを感じている人のイメージ 症状別

はじめに

デスクワークでは長時間のパソコン操作、肉体労働では繰り返しの作業や重いものを扱う動作により、腕や肩の筋肉に大きな負担がかかります。その結果、腕の疲れやだるさ、さらには痺れが起こることもあります。放置すると慢性化し、日常生活や仕事に影響を与えることも少なくありません。

特に負担のかかる筋肉

腕の疲れや痺れには、以下の筋肉が大きく関わります。

  • 前腕の屈筋群・伸筋群:手首や指を動かす筋肉で、タイピングや工具使用で酷使されやすい。
  • 上腕二頭筋(力こぶの筋肉):荷物を持ち上げる、腕を曲げる動作で緊張しやすい。→詳しくは上腕二頭筋の記事をご覧ください。
  • 小胸筋:猫背姿勢で硬くなり、神経や血管を圧迫して痺れを引き起こすことがある。→詳しくは小胸筋の記事をご覧ください。
  • 斜角筋(首の横にある筋肉):長時間の前傾姿勢で緊張し、腕への神経を圧迫して痺れを誘発。→詳しくは斜角筋の記事をご覧ください。
  • 僧帽筋(肩の大きな筋肉):肩こりと同時に腕のだるさや疲労感を悪化させる。→詳しくは僧帽筋の記事をご覧ください。

腕の疲れ・痺れの主な原因

  • 長時間の同じ姿勢(デスクワークや作業姿勢)
  • 手や指の酷使による筋肉疲労
  • 首・肩の筋肉による神経圧迫
  • 血流の悪化によるしびれ
  • 姿勢不良による神経・血管への負担

症状として現れるサイン

  • 腕のだるさや重さ
  • 手先の痺れや感覚の鈍さ
  • 握力の低下
  • 夜間や起床時に強まる痺れ
  • 作業後の腕の張り感

日常生活への影響

腕の疲れや痺れは「そのうち治る」と思いがちですが、慢性化するとパソコン作業の効率が下がり、重いものを持つ動作が困難になることもあります。また睡眠の質を下げ、趣味や家事にまで影響を及ぼし、生活全体の快適さを損なってしまうことがあります。

セルフケア・効果的なストレッチ

  1. 前腕ストレッチ
    腕を前に伸ばし、反対の手で手首を掴み、指先を下に向けるように軽く押さえます。前腕の筋肉が心地よく伸びるのを感じながら20秒キープ。
  2. 小胸筋ストレッチ
    壁やドア枠に手を当て、胸を開くように体をひねります。肩から胸の前側が伸び、神経や血管の圧迫を軽減。
  3. 斜角筋ストレッチ
    首をゆっくり横に倒し、反対の手で軽く押さえます。首筋の張りを和らげることで腕の痺れが軽減。
  4. 肩回し運動
    両肩を大きく前後に回すことで僧帽筋の緊張をほぐし、血流を促進。

→詳しいストレッチはInstagramをご覧ください。

まとめ

デスクワークや肉体労働による腕の疲れや痺れは、前腕の筋肉や上腕二頭筋、小胸筋、斜角筋、僧帽筋といった筋肉の緊張や神経圧迫が原因となることが多いです。日常的にストレッチや体の使い方を意識し、症状の悪化を防ぐことが大切です。

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