
はじめに
外腹斜筋はお腹の横側に位置する筋肉で、体幹の回旋や側屈、姿勢の安定に欠かせない存在です。スポーツ動作や日常生活で体をひねる際に活躍し、呼吸にも関わる大切な筋肉ですが、緊張や硬さが生じると腰痛や姿勢不良につながることがあります。
起始・停止・作用・神経支配
- 起始:第5〜第12肋骨の外側面
- 停止:腸骨稜、腹直筋鞘、白線
- 作用:体幹の回旋、側屈、腹圧の維持、呼吸補助
- 神経支配:肋間神経(T5〜T12)
緊張すると出る症状
- 脇腹から腰にかけての張りや痛み
- 体をひねる動作での制限や違和感
- 猫背や反り腰など姿勢の乱れ
- 呼吸が浅くなる感覚
- 腰痛や背中のだるさ
日常生活への影響
外腹斜筋が硬くなると、体幹の柔軟性が低下し、ちょっとした動作で腰や背中に負担がかかりやすくなります。例えば、洗濯物を干す、物を取るといった日常のひねり動作で違和感を感じやすくなり、慢性的な腰痛の原因にもなります。また、呼吸が浅くなることで疲労感や集中力の低下にもつながります。
効果的なストレッチ
外腹斜筋のストレッチは、体を気持ちよくひねる動作を取り入れるのが効果的です。
- 椅子に座り、両足をしっかり床につけます。
- 両手を胸の前で組み、ゆっくりと体を右にひねります。
- そのまま深呼吸をしながら20〜30秒キープ。
- 左側も同様に行います。
無理に強くひねらず、呼吸に合わせて自然に伸ばすことがポイントです。
まとめ
外腹斜筋は体幹の安定と回旋動作に欠かせない重要な筋肉です。硬くなると腰痛や姿勢不良を招きやすいため、日頃からストレッチで柔軟性を保つことが大切です。定期的なケアでしなやかな体を維持しましょう。
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