
はじめに
腰椎(ようつい)は、腰の部分にある5つの椎骨(L1〜L5)で構成され、体の中心である脊柱の中でも最も負担がかかりやすい部分です。
日常生活での前かがみ姿勢や長時間の座位によって腰椎に負担が蓄積すると、腰痛や坐骨神経痛などのトラブルを招くことがあります。
解剖学的情報
- 構成: 第1腰椎(L1)〜第5腰椎(L5)
- 主な役割: 体幹の支持・体重の分散・脊髄の保護
- 可動方向: 前屈・後屈・側屈(回旋は少なめ)
- 関連筋肉: 腸腰筋、腰方形筋、脊柱起立筋
- 神経支配: 腰神経叢(L1〜L5)
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腰椎に歪みや緊張が起こったときの症状
- 腰痛・ぎっくり腰
- お尻や脚へのしびれ(坐骨神経痛)
- 立ち上がりや前屈時の痛み
- 姿勢の崩れ(反り腰・猫背)
- 下肢の筋力低下
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日常生活への影響
腰椎の歪みは、体の重心を乱し、骨盤の傾きや下位交差症候群の原因になります。
また、腰椎は上半身と下半身をつなぐ重要な支点のため、長時間の座位や立位、重いものを持つ動作などで負担がかかると、慢性的な腰痛や足のむくみにも影響します。
腰椎が硬くなると、体をひねる・前に曲げるといった動作が制限され、運動や日常生活の動きがスムーズに行えなくなります。
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効果的なストレッチ・ケア方法
腰椎の動きを改善するためには、腸腰筋や腰方形筋の柔軟性を高めることが大切です。
また、腹筋群を鍛えることで腰椎への負担を軽減し、安定性を保つことができます。
【簡単腰椎ストレッチ】
- 仰向けで寝て、両膝を胸に引き寄せます。
- 両手で膝を抱え、腰全体を丸めるようにして10〜20秒キープ。
- 呼吸を止めずにリラックスしながら2〜3セット行います。
また、キャット&カウ(四つ這いのストレッチ)も腰椎の柔軟性を高め、脊柱全体の動きを整えるのに効果的です。
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まとめ
腰椎は、体の中心で姿勢を支える“土台”となる重要な部分です。
日常生活での姿勢の乱れや運動不足が原因で、腰椎に過度な負担がかかると腰痛や神経症状が出やすくなります。
骨盤や股関節を含めたケアを行い、バランスの取れた姿勢を意識することが、腰椎を守る第一歩です。
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