自律神経と腰痛の関係|骨盤のゆがみと筋肉バランスが引き起こす慢性腰痛の原因とは?

自律神経と骨盤の関係図 症状別

はじめに

慢性的な腰痛に悩む方の中には、レントゲンなどで異常が見つからないのに痛みが続くケースがあります。
その背景には「自律神経の乱れ」と「骨盤周囲の筋肉の緊張」が関係していることがあります。
自律神経は体のバランスを保つために重要な働きをしていますが、ストレスや姿勢不良などによって乱れると、腰部や骨盤の筋肉に過剰な緊張を引き起こし、慢性的な腰痛につながります。

関連する筋肉の働きと特徴

これらの筋肉は自律神経の影響を受けやすく、交感神経が優位になると緊張が強まり、骨盤の歪みや腰痛を悪化させる原因になります。

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自律神経の乱れによる腰痛の主な症状

  • 朝起きたときから腰が重だるい
  • ストレスが続くと腰の痛みが強くなる
  • 天候や気圧の変化で痛みが増す
  • 腰だけでなく肩や背中もこわばる
  • 睡眠の質が悪く、疲労感が抜けない

日常生活への影響

自律神経の乱れから起こる腰痛は、筋肉の緊張だけでなく、血流や代謝の低下にもつながります。
その結果、腰回りの筋肉(特に大腰筋腰方形筋)に負担が集中し、骨盤の歪みを助長します。
骨盤が前後・左右に傾くことで、姿勢の崩れ・坐骨神経痛・足のむくみなども併発しやすくなります。

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効果的なストレッチとケア方法

  1. 腹式呼吸ストレッチ
     深くゆっくりとした呼吸を繰り返すことで副交感神経を優位にし、腰回りの筋肉の緊張を緩めます。
     仰向けになり、鼻からゆっくり吸ってお腹を膨らませ、口から吐いてお腹をへこませます。1日5分を目安に行いましょう。
  2. 骨盤ゆらしストレッチ
     仰向けで両膝を立て、左右に小さくゆらすことで骨盤周囲の筋肉をほぐします。
     呼吸に合わせてリズムよく行うと、自律神経が整いやすく、腰の重だるさも軽減します。
  3. 腰方形筋のリリース
     椅子に座り、片手で腰の横を押さえながら上体を軽く横に倒します。
     反対側も行い、腰の左右バランスを整えるように意識しましょう。

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まとめ

自律神経の乱れによる腰痛は、単なる筋肉疲労だけではなく、身体全体のバランスが崩れているサインです。
骨盤を正しい位置に戻し、深い呼吸で自律神経を整えることが、根本的な改善につながります。
日常的なストレスケアや正しい姿勢の意識も、腰痛予防に欠かせません。

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