
はじめに
肩甲挙筋は、首の側面から肩甲骨の内側上部にかけて広がる筋肉で、肩こりや首こりの原因になりやすい筋肉です。
特に長時間のデスクワークやスマホ操作で肩甲挙筋が緊張すると、首や肩の不快感を引き起こしやすくなります。
この記事では、肩甲挙筋の起始・停止・作用を詳しく解説し、肩こり解消に効果的なストレッチ方法も紹介します。
肩甲挙筋の起始・停止と作用起始
起始
- 第1〜4頸椎の横突起
停止
- 肩甲骨の上角(じょうかく)
作用
- 肩甲骨の挙上(肩をすくめる動作)
- 肩甲骨の内旋(肩甲骨の内側を持ち上げる動き)
- 首の側屈(同じ側へ首を倒す動き)
肩甲挙筋の緊張が肩こりの原因になる理由
長時間の同じ姿勢やストレスで肩甲挙筋が硬くなると、首から肩にかけての痛みや張り感を引き起こします。
また、肩甲骨の動きが制限されると、肩こりが慢性化しやすくなります。
放置すると頭痛や首の可動域制限にもつながるため、早めのケアが必要です。
肩こり改善に効果的な肩甲挙筋ストレッチ
ストレッチ1:首の側屈ストレッチ
- まっすぐ座り、肩の力を抜く
- 片手を頭の後ろに軽く置く
- ゆっくりと同じ側の首を横に倒し、肩甲挙筋の側面を伸ばす
- 15~30秒キープし、反対側も同様に行う
ストレッチ2:肩甲骨挙上ストレッチ
- 片手で反対側の肩を掴む
- 肘をゆっくり後ろに引き、肩甲骨を持ち上げるイメージで動かす
- 15~30秒キープし、3回繰り返す
ストレッチ3:胸を開くストレッチ
- 両手を後ろで組み、胸を開くように肩甲骨を寄せる
- 15~30秒キープし、3回繰り返す
まとめ
肩甲挙筋の硬さは首や肩の不調に直結します。
日常生活で姿勢を意識し、今回紹介したストレッチを取り入れることで肩こりの軽減が期待できます。
さらに根本的に改善したい場合は、整体で筋肉の緊張と肩甲骨の動きを整えることがおすすめです。
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