僧帽筋の起始・停止・作用とは?肩こり改善に効果的なストレッチも解説

首こりや肩こりの原因となる僧帽筋の解剖図と位置 筋肉辞典

首や肩こりの原因となる僧帽筋の解剖図

はじめに

僧帽筋は、首から肩、背中上部に広がる大きな筋肉で、肩こりの原因になりやすい筋肉の一つです。
特に現代人はデスクワークやスマホの使用で僧帽筋上部が緊張しやすく、肩の痛みや重だるさを感じることが多いです。
この記事では、僧帽筋の起始・停止・作用について詳しく解説し、肩こり解消に効果的なストレッチ方法も紹介します。


僧帽筋の起始・停止と作用

起始

  • 後頭骨の外側部
  • 第7頸椎から第12胸椎の棘突起
  • 頸靭帯

停止

  • 肩甲骨の肩峰
  • 肩甲棘
  • 鎖骨の外側1/3

作用

  • 上部線維:肩甲骨を挙上(肩をすくめる動作)
  • 中部線維:肩甲骨を内転(肩甲骨を背骨に寄せる動き)
  • 下部線維:肩甲骨を下制(肩甲骨を下げる動き)
  • 総合的に肩甲骨の動きと安定をサポート

僧帽筋の緊張が肩こりの原因になる理由

デスクワークやスマホの長時間使用で首や肩が前に出る姿勢になると、僧帽筋上部が過度に緊張しやすくなります。
この緊張が血流を妨げ、筋肉のこりや痛みを引き起こすことが多いです。
慢性的な僧帽筋のこりは、肩こりだけでなく頭痛や首の動きにくさにもつながるため、早めのケアが重要です。


肩こり改善に効果的な僧帽筋ストレッチ

ストレッチ1:肩甲骨を引き寄せるストレッチ

  1. 椅子に座り背筋を伸ばす
  2. 両手を後ろで組むか机の縁を掴む
  3. 肩甲骨を背骨に向かって引き寄せるイメージで胸を張る
  4. 15~30秒キープし3回繰り返す

ストレッチ2:肩をすくめるストレッチ

  1. 肩を耳に向かってゆっくり持ち上げる(肩をすくめる)
  2. 数秒キープした後、力を抜いてゆっくり下ろす
  3. 5~10回繰り返す

ストレッチ3:首の横側を伸ばすストレッチ

  1. まっすぐ座るか立つ
  2. 片手で反対側の頭を軽く持ち、ゆっくりと首を横に倒す
  3. 15~30秒キープし反対側も同様に行う

まとめ

僧帽筋の緊張は肩こりの大きな原因の一つです。
日常生活で姿勢に気を付けることや、今回紹介したストレッチを続けることで、肩こりの軽減につながります。
さらに効果的にケアしたい場合は、整体で筋肉の緊張をほぐし、肩甲骨周りの動きを整えることがおすすめです。

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