はじめに
春から夏、夏から秋、秋から冬といった季節の変わり目は、気温や湿度、気圧の変化が大きく、自律神経のバランスが乱れやすい時期です。その結果、肩こりや腰痛、頭痛、だるさ、眼精疲労などの症状が出やすくなります。
今回は、季節の変わり目に起こりやすい身体の不調について、その原因とケア方法を解説します。
季節の変わり目に起こる主な症状
- 頭痛やめまい(関連記事:「頭痛の種類とケア」)
- 肩こりや首の張り
- 腰痛の悪化
- 倦怠感やだるさ
- 自律神経の乱れによる不眠
- 手足の冷えやむくみ
- 眼精疲労
これらの不調が起こる原因
- 自律神経の乱れ:気温や気圧の急な変化により交感神経と副交感神経の切り替えがうまくいかなくなる
- 筋肉の緊張:冷えや体温調整のため筋肉が硬直し、肩こりや腰痛が出やすくなる
- 血流の滞り:寒暖差により血管の収縮・拡張が繰り返され、循環が乱れる
- 生活リズムの乱れ:日照時間の変化や疲労の蓄積で睡眠の質が低下
日常生活への影響
例えば、肩こり(関連記事:「肩こりの原因と改善方法」)や首の張りは仕事中の集中力を低下させ、腰痛(関連記事:「腰痛に関わる筋肉と原因」)は長時間の座位や歩行に影響します。また、自律神経の乱れ(関連記事:「自律神経とは?」)は睡眠不足やだるさにつながり、体調を崩しやすくなります。さらに、眼精疲労(関連記事:「眼精疲労に関わる筋肉」)や寒暖差疲労も重なり、日常のパフォーマンスを大きく低下させてしまいます。
有効なセルフケア・ストレッチ
- 呼吸を整える:深い腹式呼吸を意識することで、自律神経のバランスを整えやすくなります。
- 首・肩のストレッチ:僧帽筋(関連記事:「僧帽筋の解剖学」)や肩甲挙筋(関連記事:「肩甲挙筋の解剖学」)をやさしく伸ばすことで、肩こりの軽減につながります。
- 腰のケア:下腿三頭筋(関連記事:「下腿三頭筋の解剖学」)や腸腰筋(関連記事:「腸腰筋の解剖学」)など腰痛につながる筋肉をほぐすストレッチが有効です。
- 温度調整:薄手の羽織りものを活用して体温を安定させることで、自律神経への負担を減らせます。
- 目のリフレッシュ:ホットタオルを目にあてて血流を促し、眼精疲労をやわらげます。
まとめ
季節の変わり目は、自律神経の乱れや筋肉の緊張により、肩こり・腰痛・頭痛・眼精疲労などさまざまな不調が出やすい時期です。ストレッチや生活習慣の工夫で予防・改善し、快適に過ごすことが大切です。
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店名:整体サロン 縁joint
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