はじめに
通勤や通学でバッグを常に持っている方、荷物が多くて肩にかかる負担を感じていませんか?長時間肩や首に重さがかかると、首こり・肩こり・頭痛の原因になります。これらの不調には、肩や首の特定の筋肉が深く関わっています。
負担がかかる主な筋肉
- 僧帽筋(そうぼうきん):肩甲骨を動かす大きな筋肉で、肩を持ち上げる際に緊張しやすい
- 肩甲挙筋(けんこうきょきん):肩甲骨を引き上げる筋肉で、荷物で肩が引き上げられると緊張する
- 胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん):首の前後のバランスを保つ筋肉で、首の前後や側屈に負担がかかる
- 板状筋群(頭板状筋・頸板状筋):首の後ろを支え、姿勢維持に関わる深層筋
- 僧帽筋下部・肩周りの深層筋(菱形筋など):肩甲骨の安定に重要
緊張すると出る症状
日常生活への影響
荷物の重さは無意識に肩や首を引き上げさせ、筋肉が常に緊張した状態になります。結果として、姿勢が崩れ、猫背や肩の巻き込みが起こりやすくなります。また、肩や首の筋肉が硬くなることで、肩こり・首こり・頭痛・腕のだるさなど日常生活の不快感が増します。
効果的なセルフケア・ストレッチ
- 肩甲骨回し
肩甲骨を前後・上下にゆっくり回すことで、僧帽筋・肩甲挙筋・菱形筋の緊張をほぐします。 - 板状筋ストレッチ
椅子に座り、顎を軽く胸に近づけ、首を前後や左右に傾けると、頭板状筋・頸板状筋を伸ばせます。 - 胸のストレッチ(小胸筋・大胸筋)
壁やドア枠に手をつき、胸を前に押し出すと、巻き肩の改善と肩甲骨周りの緊張緩和に効果的です。
まとめ
荷物を常に持つ習慣は、首や肩の筋肉に大きな負担をかけます。僧帽筋、肩甲挙筋、板状筋群などの深層筋まで緊張しやすく、放置すると慢性的な肩こり・首こり・頭痛につながります。日々のストレッチや肩甲骨の動きを意識することで、負担を軽減し快適な日常を取り戻しましょう。
アクセス案内
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店名:整体サロン 縁joint
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