【頸椎(けいつい)】首の動きを支える大黒柱|歪みやこりが全身に与える影響とは?

頸椎の構造と神経の図解 基礎知識
猫背姿勢を改善している様子

はじめに

頸椎(けいつい)は、首の骨にあたる7つの椎骨(C1〜C7)で構成され、頭を支えながら上下・左右の動きを可能にしています。スマホ操作やデスクワークなどによる姿勢の乱れで、頸椎に負担がかかると肩こり・頭痛・手のしびれなど、さまざまな不調を引き起こすことがあります。

解剖学的情報

  • 構成: 第1頸椎(環椎)〜第7頸椎(隆椎)
  • 主な役割: 頭部を支える・脊髄の保護・首の可動性を生み出す
  • 可動方向: 前屈・後屈・側屈・回旋
  • 神経支配: 頸神経叢(C1〜C8)から枝分かれし、首・肩・腕へと連携

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頸椎に歪みや緊張が起こったときの症状

  • 首のこり・痛み
  • 肩こり・背中の張り
  • 頭痛・眼精疲労
  • 手や腕のしびれ
  • めまい・自律神経の乱れ

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日常生活への影響

頸椎の歪みは、頭の位置のズレ(ストレートネック)を引き起こし、肩甲骨周囲や背中の筋肉に負担をかけます。
これにより、肩こりや上位交差症候群
の原因にもなります。
また、自律神経が通る重要なルートでもあるため、睡眠の質の低下頭痛・めまいといった全身症状にもつながります。

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効果的なストレッチ・ケア方法

頸椎まわりを整えるには、胸鎖乳突筋(関連記事:「胸鎖乳突筋の解剖学」)や僧帽筋上部線維(関連記事:「僧帽筋の解剖学」)など、首の前後・側面の筋肉をやさしく緩めることが大切です。

【簡単ストレッチ方法】

  1. 椅子に座り、背筋をまっすぐにします。
  2. 右手で頭を右に倒し、左の首すじをゆっくり伸ばします。
  3. 20〜30秒キープして、反対側も行います。
  4. 呼吸を止めずに「伸ばす」「戻す」を2〜3セット繰り返します。

また、肩甲骨の可動性を高めるエクササイズを組み合わせると、より頸椎の負担を軽減できます。

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まとめ

頸椎は頭を支えるだけでなく、自律神経や姿勢のバランスにも深く関係する重要な部分です。
スマホ姿勢や長時間のデスクワークによる負担を減らし、定期的なストレッチと姿勢改善を行うことで、首から全身の不調を予防できます。

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