寒さで悪化する肩こり・首こりの原因と効果的なケア方法|血流改善で冬の不調を予防

冬の血流改善と肩こり予防のイメージ 症状別

はじめに

気温が下がる季節になると、肩や首のこりを強く感じる方が増えます。これは、寒さによって筋肉が緊張し、血流が悪くなることで起こる典型的な症状です。特に僧帽筋・肩甲挙筋・胸鎖乳突筋などの筋肉が硬くなりやすく、慢性的なこりや頭痛、倦怠感の原因にもつながります。

主な原因

  • 寒さによる血流の低下と筋肉の緊張
  • 無意識の「すくめ姿勢」による僧帽筋や肩甲挙筋への負担
  • 冷気による自律神経の乱れ
  • 睡眠中の冷え(首や肩周囲の保温不足)
  • 運動不足・長時間のデスクワーク

関連する主な筋肉

  • 僧帽筋(肩甲骨を支える大きな筋肉)
  • 肩甲挙筋(首から肩甲骨を持ち上げる筋肉)
  • 胸鎖乳突筋(首を動かす表層の筋肉)
  • 菱形筋(肩甲骨を安定させる深層筋)

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症状として現れやすいサイン

  • 肩や首の張り、痛み、重だるさ
  • 首の動かしづらさ、頭痛、めまい
  • 肩甲骨まわりの強いこり
  • 手先の冷えやしびれ
  • 眼精疲労や集中力の低下

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日常生活への影響

寒さによる筋肉の緊張が続くと、血流が悪化し、酸素や栄養が筋肉に届きにくくなります。その結果、肩こり・首こりが慢性化し、頭痛や眼精疲労、さらには自律神経のバランスも乱れやすくなります。仕事中に肩をすくめる姿勢が続くと、上位交差症候群のような姿勢不良にもつながり、腰や背中にも影響を及ぼします。

効果的なストレッチ・セルフケア方法

寒い時期の肩こり・首こりには「温め+軽い動き」が効果的です。

  1. 僧帽筋ストレッチ
    背筋を伸ばして椅子に座り、右手で左の頭を軽く持ち、ゆっくりと右に倒します。首の左側が伸びる位置で15〜20秒キープ。反対側も同様に行いましょう。
  2. 肩甲骨まわし
    両肩を大きく後ろに10回、前に10回ゆっくり回します。肩甲骨の動きを意識しながら行うと、血流が改善されます。
  3. 温めケア
    蒸しタオルやカイロを首の後ろ(第7頸椎あたり)に当てて、5〜10分温めると筋肉の緊張が和らぎやすくなります。

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まとめ

寒さによる肩こり・首こりは、血流の滞りと姿勢の乱れが大きな原因です。日々の生活の中で、体を冷やさないこと・軽く動かすことを意識するだけでも症状は軽減します。慢性化を防ぐためには、日常的なストレッチや入浴、姿勢ケアを取り入れ、寒い季節でも巡りの良い身体を保ちましょう。

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