はじめに
肩こりは、多くの人が日常的に感じる不快感のひとつです。肩や首の重だるさ、痛み、さらには頭痛や眼精疲労にまでつながることがあります。
主な原因は筋肉の緊張や血流の悪化ですが、実は肩だけでなく背中や胸、腕の筋肉も深く関わっています。また、生活習慣や姿勢、内臓の不調や自律神経の乱れも肩こりを悪化させる要因です。
肩こりに関わる主な筋肉と特徴
- 僧帽筋(そうぼうきん)
- 肩や首の上部に広がる大きな筋肉
- 肩を持ち上げたり肩甲骨を動かす働き
- 肩甲挙筋(けんこうきょきん)
- 肩甲骨を上に引き上げる
- デスクワークでの肩のこわばりに関係
- 菱形筋(りょうけいきん)
- 背中の肩甲骨内側に位置
- 肩を後ろに引く動きや姿勢保持に重要
- 胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)
- 首の前側にあり、頭の角度や首の動きに関与
- 緊張すると頭痛や眼精疲労の原因にも
肩こりの意外な原因
腕や手の使いすぎ
- マウスやスマホ操作で前腕・手首の筋肉が疲労すると、肩周辺の筋肉も緊張します。(関連記事:デスクワークや肉体労働による腕の疲れ・痺れについて)
胸の筋肉の硬さ
食いしばり(咬筋の緊張)
- 無意識のうちに歯を食いしばることで、首や肩の筋肉も緊張します。
- 顎周りの筋肉が硬くなると、肩や背中まで張りが広がり、肩こりが悪化する場合があります。(関連記事:「食いしばり、歯ぎしりなどに関する筋肉」)
内臓や自律神経の影響
- 胃腸の不調や自律神経の乱れで肩の筋肉が硬くなることがあります。
- 呼吸が浅くなることも肩こり悪化の原因です。(関連記事:「自律神経とは?」「呼吸と身体のつながり」)
日常生活での肩こりへの影響
肩こりは、単なる筋肉の疲れだけでなく、日常生活のあらゆる動作に影響します。
- デスクワークでは集中力の低下や頭痛の原因に
- 運転や家事では肩や腕の動きが制限され、疲労感が増す
- 呼吸が浅くなることで全身の緊張感が高まり、睡眠の質にも影響
肩こりに効果的なストレッチ・ケア方法
- 胸を開くストレッチ
- 両手を後ろで組み、肩を後ろに引き胸を開く
- 20秒×3セット
- 肩甲骨周りのストレッチ
- 両肘を前に伸ばし、肩甲骨を外側に広げる
- 呼吸と合わせてゆっくり20秒×3セット
- 首の軽い回旋ストレッチ
- 頭を左右にゆっくり倒す
- 1日数回、痛みのない範囲で
デスクワークの合間に1〜2分でも行うだけで、肩こりの予防・疲労回復にはなります。
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施術や相談で肩こりを根本改善
肩こりが慢性的で自分だけでは改善が難しい場合は、専門の施術を受けることもおすすめです。
- 筋肉や姿勢のバランスをチェックして根本原因を特定
- 背中・首・肩だけでなく、胸や腕の筋肉まで整える施術
- 呼吸や自律神経へのアプローチも含めたケア
💡 予約はこちらから簡単に可能です
まとめ
肩こりは首や肩だけでなく、背中や胸、腕、さらには内臓や自律神経とも関連しています。
日常生活での姿勢や習慣、そして適切なストレッチやケアを取り入れることで、慢性的な肩こりの改善が期待できます。
「自分でケアしても良くならない」と感じたら、ぜひご相談ください!
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