スパイラルライン(SPL)とは?身体のねじれ・巻き肩・骨盤の歪みを整える専門解説とケア方法

スパイラルラインの走行と役割を詳しく解説 基礎知識
前方・後方スパイラルラインの構造図

はじめに

スパイラルライン(Spiral Line)は、身体をらせん状に包み込むように走行する筋膜ラインで、トーマス・マイヤーズのアナトミートレインの中でも特に「ねじれ」「回旋」「対角線の連動」を司る重要なラインです。
右肩と左骨盤、左肩と右骨盤を結ぶクロス構造を持ち、歩行・回旋・姿勢・スポーツ動作を支える全身のバランスラインともいえます。

硬くなると、巻き肩・骨盤のねじれ・歩行の左右差・腰痛・股関節痛など、多くの不調につながりやすく、日常生活の動作にも影響を与えます。

主な役割(スパイラルラインの重要な機能)

  • 身体のらせんテンションの形成
  • 体幹の回旋・側屈の調整
  • 歩行の対角線連動(右腕と左脚など)
  • 骨盤・胸郭・肩甲帯の協調運動
  • 内側アーチ・外側アーチの両方をコントロール
  • スポーツにおける体幹のひねり・方向転換の安定
  • 姿勢の歪み(巻き肩・骨盤のねじれ)を防止

スパイラルラインの“浅層”と“深層”

● 浅層(Superficial Spiral)

  • 外腹斜筋
  • 内腹斜筋
  • 腸脛靭帯
  • 大殿筋
  • 脊柱起立筋
  • 前脛骨筋
  • 腓骨筋群

→ 姿勢・歩行・スポーツ動作に直接影響。

● 深層(Deep Spiral)

  • 菱形筋
  • 前鋸筋
  • 深層外旋六筋
  • 内転筋群
  • 足部の深層アーチ

→ 関節の微調整・細かいバランス制御に関与。

関連記事👇

スパイラルラインが硬くなると出る症状

  • 巻き肩・猫背
  • 肩甲骨の左右差
  • 骨盤のねじれ・高さの違い
  • 歩行の左右差
  • 腰痛・側腰部の張り
  • 股関節・膝・足首の痛み
  • O脚/X脚の悪化
  • 足のアーチ低下(内側・外側ともに)

関連記事👇

日常生活への影響

スパイラルラインの硬さは身体の“ねじれ癖”として現れます。
デスクワークでは片側に身体を傾けやすくなり、片肩だけ前に出る巻き肩姿勢を助長します。さらに、歩行では対角線の連動が弱くなるため、左右の歩き方の違いが顕著になり、膝・股関節・腰への負担が増加します。

スポーツでは、ゴルフやテニス・野球などの回旋競技で、回しやすい方向と回しにくい方向の差が出やすく、フォーム崩れやケガにつながることもあります。

効果的なスパイラルラインストレッチ

① 体幹クロス回旋ストレッチ

  1. 仰向けで片膝を立て、反対側へ倒す
  2. 上半身は逆方向へひねる
  3. 30秒ゆっくり呼吸
    → 前方+後方ラインを同時に緩める

② 立位対角線ストレッチ

  1. 右腕を上げ、左脚を後ろへ引く
  2. 体幹を優しくひねる
  3. 反対側も同様
    → 歩行のクロス連動が改善

③ スレッドザニードル(肩甲帯+体幹)

  1. 四つ這いで腕をくぐらせて体をひねる
  2. 深呼吸しながら30秒
    → 菱形筋・前鋸筋・外腹斜筋まで伸びる

👉その他のストレッチはInstagramをご覧ください

まとめ

スパイラルラインは、身体のねじれ、歩行のクロス連動、姿勢の安定を支える非常に重要な筋膜ラインです。
このラインを整えることで、巻き肩・骨盤のねじれ・股関節や膝のトラブル・足のアーチ低下などが改善し、日常生活やスポーツがスムーズになります。

ストレッチや体幹の回旋動作を取り入れることで、ライン全体のバランスを整えることができます。

アナトミートレインに関する記事👇

アクセス案内

整体サロン縁jointは、京都市中京区堺町通りにあります。
阪急「烏丸駅」地下鉄「四条駅」から徒歩約3分、錦市場からはすぐ。

店名:整体サロン 縁joint

住所:〒604-8123 京都府京都市中京区八百屋町538-1日宝堺町錦ビル3階1号室

営業時間:11時~21時 (19時以降は完全予約制のため最終受付18時30分)

定休日:木曜日

コメント